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階段国道へ行こう! [国内]

青森のつづき

竜飛斜坑線に乗り込み、
一路地上を目指しています。

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たった140m?でも、地下を垂直にかせぐのは大変です。

 
 

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もぐら号!
地上駅に着きました。


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ゴンゴンと閉まる扉。
換気の関係でしょうか、
斜坑線の地上駅は、かるくエアロックになってました。
秘密基地っぽくてイイ!

エアロックを出ると、青函トンネル記念館でした。
ここでツアーは一息つきますが、
実は竜飛岬にに来たらちょっと見てみたいものがありました。

アテンダントのオジサンに頼んでみると、
残り時間で行って帰ってくるのはギリギリだけど
道を教えてあげるから行ってらっしゃいとのことなので
急いで外に出ました。

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なんと! ここにも「津軽海峡冬景色 歌謡碑」が!
恐いので近寄れない! と思ったら、こちらの碑は人感センサーではなく
押しボタンスイッチになってました。
「ごらんあれがたっぴみさききたのはずれと・・・」
いえ、石碑が見たかったんじゃなく・・・


DSCF1819.jpg
これです。国道339号線。
通称「階段国道」。


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これが階段国道。
国道といえば、大抵は車道なんですが、
ここは階段になってます。クルマ通れません。
7月末ですが、紫陽花がまっさかり。

昭和49年に国道に指定されたときは、階段ではなく急な坂道だったそうです。
約20年後に通学の子供が危ないってことで階段が作られたらしいです。
そのうち、別の車道ができたんですが、珍しいから付け替えずに
ここを国道のままにしとこうってことになったようです。


DSCF1827.jpg
曲がりくねった階段の途中に広い場所がありました。
国道のすぐ脇に木製の郵便受けのようなモノが立っていて
中には記念スタンプが用意されてました。

たぶん、ここは昭和59年に廃校となった竜飛中学校の跡地でしょう。
Google Map で見たところ、現在、ここから一番近い学校は
海岸沿いに5kmほど離れた三厩中学校のようです。


DSCF1826.jpg
国道の看板もちゃんと立ってます。
残念ながら周辺をじっくり見ている暇はありません。


DSCF1828.jpg
少し先へ下ると、帯島と竜飛港が見えました。
帯島は、よく見るとなかなか見応えのある島です。
周囲は真っ白で、雨が降ってもおかしくない天気です。
北海道が見えて・・・ない、かな? いや、見える? 気のせい?
ここ竜飛港にも「大間のマグロ」が水揚げされるそうです。

残念ながら、このあたりで時間切れ。
青函トンネル記念館を目指し、
急いで階段を引き返します。

なんとか集合時間5分前に、汗だくになって到着。
以前は青函トンネル記念館に上がってきてからも
たっぷり時間があったらしいんですが、
最近、45分間しか地上にいられなくなったそうです。

もぐら号に乗って、再び竜飛海底へ降りました。

「竜飛海底ワールド」には地上を映すモニターや
「竜宮水族館」なる水槽もあり、子供達を喜ばそうとした形跡が
ありますが、全部機能してませんでした。
寂しいかぎりですが、
時間がないので、機能してても一緒。

竜飛海底駅のホームに戻りしばらく待っていると・・・

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スーパー白鳥25号到着。


DSCF1879.jpg
ここで見学ツアーは終わりです。
列車は函館を目指します。

青函トンネルの中は、広軌のレールも既に引いてあり
新幹線の乗り入れに対応できるように作ってあるそうです。
実際のところ、あと3〜4年で新幹線が通るようです。
北海道まで新幹線で行けちゃうようになるのです。

新幹線が接続したら、在来の特急スーパー白鳥は廃止と思われ。
時速300kmのはやぶさなら、津軽海峡なんて5分で通過します。
竜飛海底駅で停まる電車はなくなるでしょう。
トンネルの中で事故でも起こさない限り、
竜飛海底駅を見られるチャンスはまずなくなると思われ。

そうなると、
青函トンネル記念館〜竜飛海底ワールドも閉鎖でしょう。
4年後には幻のツアーですよ。
興味のある方はお早めに。


つづく

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