羊蹄丸を見てきた！（２）

お気に入りの靴のソールがツルツルになってしまったので
試しに、近所のリペア屋さんにソールの張り替えをお願いしてみたら
買った値段より高くつきました。ギャフン。


そんな感じで、羊蹄丸のつづきです。

羊蹄丸の車輌甲板には、
まさかの昭和３０年青森駅前が出現していたのです。


魚屋さん
北海道のシャケでしょうか。

　


やたらに美人なリンゴ屋さん

昭和３０年といえば、リンゴは国光や紅玉。
富士はまだ出てきてません。



青森東宝「ゴジラの逆襲」
Wikipedia によると、ゴジラ２作目で昭和３０年４月２４日公開だそうな。
その他、壁には女性の求人が多いです。

・女中さん急募
・下働女中　若干名　月給四千圓　高葉ホテル
・求む女店員（そば屋）　二十才迄　住込　給三千円　池田
・理髪女師　住込至急入用優遇　清水勝男
・張紙厳禁

未成年女子の住み込み求人は今の感覚だとちょっと抵抗がありますが、
この当時は中卒で社会人も普通だったようなので、自然だったのかも。
金銭の感覚は大雑把に２５倍だとして、月給４千円は１０万円。
だいぶ安め。中央じゃなければこんな感じだったんでしょうか。



奥へ行くと青森駅
いい雰囲気。
どうやら早朝です。

終戦から１０年。
青森発の集団就職列車が編成されたのは、この１年前だそうです。
日本の高度経済成長がこのころの子供たち、
いわゆる団塊の世代によって支えられたわけです。

そんな青森駅を1996年に再現しようと思ったのはドコノドイツなんでしょう。
いや、個人的にはこういう力の入った等身大ジオラマとか大好きです。
でも、お客さん呼べないだろなー、これ。

つづく